掲載 2012/06/12 ⇒アゴアマダイの仲間
「Indonesian Reef Fishes」 Rudie H Kuiter, Takamasa Tonozuka (2004年改訂版 PT Dive&Dives)624ページの写真を参照して同定しました。
ところがその解説は、『色彩変異がはなはだしく、黄色、灰色、ブルーと何でもありで、ここでの同定は確実ではなく、おそらく似たような種類がいくつか含まれているであろう』(原文は英語)と言った具合で、かなり心もとない内容です。
この写真はその心もとない図鑑の資料を基にした同定なので、心もとなさが遺伝しているのは言うまでもありません。
なお、比較的新しい「日本の海水魚」 山渓ハンディ図鑑13 瀬能宏/吉野雄輔 （2008年初版 山と渓谷社）146ページには4種類のアゴアマダイが掲載されていますが、すべて学名が付いていません。どうやら研究が進んでいない状況に変化はないようです。
