和名  学名
十脚目 Decapoda
サラサエビ科 Rhynchocinetidae
アカモンサラサエビ属 Cinetorhynchus
アカモンサラサエビ Cinetorhynchus erythrostictus

撮影 2013/08/02 沖縄県 沖縄島  2005/05/02 インドネシア フローレス
掲載 2016/11/09          ⇒エビの仲間

 「海の甲殻類」によると、ナイトダイビングでなければ見ることが難しい夜行性のエビだそうです。確かに、この写真を撮ったときもナイトダイビングでした。

 フローレスではステイしたリゾートの周辺はもちろんのこと、リゾート内ですら何もない状態だったので、朝から晩までひたすらダイビングするしかありません。明るいうちに3本潜って夜はナイト、と毎日4本づつを5日間。左耳の具合を悪くした今では考えられない本数をこなしたものです。

 先日、駅の上りエスカレーターの3段上に極端に短いスカートの制服を着た女子高生が。白い足が眼にまぶしいなー、と感じながら手に持った半透明のケースに眼をやると、いちばん手前に文庫本が透けて見えます。

 そのタイトルが「こころ」。 今どきの極端に短いスカートの女子高生と「夏目漱石」の組み合わせがボクにとっては予想外でした。なんせ、携帯をもってメールしまくって、電話かけまくって、表面的なことばかりにかまけているのかと思ったら漱石も平行して読んじゃうなんて、ヤルジャナイ!

 いわゆる「今どきの女子高生」というイメージにとらわれて偏った見方をしていた自分としては、ちょっと反省を迫られた小さな出来事でした。

 しかし、こうして書いている今は、あの本はただの「飾り」だった可能性も否定できない・・・という疑念に取り付かれているのでした。

追記 2016/11/09 今となると「よくまあこんな写真を掲載したものだ。」と我ながらあきれるほど不鮮明でピンボケの写真でしたが、とうとう差し替える日が来ました。目出度い。