和名 | 学名 | |
目 | 十脚目 | Decapoda |
科 | テナガエビ科 | Palaemonidae |
属 | キサンゴカクレエビ属 | Pontonides |
種 | ムチカラマツエビ | なし |
撮影 2007/12/09 高知県 柏島
掲載 2012/08/15 ⇒エビの仲間
ムチカラマツが宿主で、体色をその宿主の色に合わせるため個体変異があるそうです(海の甲殻類 文一総合出版)。また、ほとんどの場合にペアでいます。
既掲載の被写体は、あるはずの”白色の斑点からなる横帯”が体色と同じ白であるためにまったく見えませんでしたが、今回はしっかり見えています。ヨカッタ。
ところでこれまでは学名なしとしてきたのですが、『World Atlas of Marine Faunna』 Rudie H Kuiter、Helmut
Debelius (2009年 IKAN-Unterwasserarchiv) 84ページにムチカラマツエビとしか思えない写真が掲載されていてPontonides ankeri と学名が付いています。
不親切な図鑑で一切解説が付いていないので、ネットで調べてみたところこの学名は2007年に論文記載されました。ムチカラマツエビに新しく学名がついたものと判断して当ページを更新しました。
追記 2015/03/06 『サンゴ礁のエビ ハンドブック』 峯水亮 (2013年初版 文一総合出版)では学名未定となっているので再度学名なしとしました。また、写真も大きく撮れているものに差替えました。