和名 | 学名 | |
目 | 十脚目 | Decapoda |
科 | テナガエビ科 | Palaemonidae |
属 | キサンゴカクレエビ属 | Pontonides |
種 | ムチカラマツエビ | なし |
撮影 2010/10/21 沖縄県 石垣島 2004/06/01 フィリピン セブ島 リロアン
掲載 2015/03/06 ⇒エビの仲間
ムチカラマツが宿主で、体色をその宿主の色に合わせるため個体変異があるそうです。(海の甲殻類 文一総合出版)
この写真は、およそ1cmのという小さな被写体であるにもかかわらず、ボクとしては良く撮れている方なのですが、あいにく宿主の色が白っぽいためにムチカラマツの体色も白くなっており、あるはずの”白色の斑点からなる横帯”が、体色と同じ白であるためにまったく見えません。
追記 2012/05/31 『World Atlas of Marine Faunna』 Rudie H Kuiter、Helmut Debelius (2009年 IKAN-Unterwasserarchiv)
84ページにムチカラマツエビとしか思えない写真が掲載されていてPontonides ankeri と学名が付いています。
不親切な図鑑で一切解説が付いていないので、ネットで調べてみたところこの学名は2007年に論文記載されました。ムチカラマツエビに新しく学名がついたものと判断して当ページを更新しました。
追記 2015/03/06 『サンゴ礁のエビ ハンドブック』 峯水亮 (2013年初版 文一総合出版)では学名未定となっているので再度学名なしとしました。また、写真も大きく撮れているものに差替えました。